ハチネタブログ
世界2匹目のハチ発見! 三重
作成日:2017年12月16日(土)
2017年12月13日
三重県総合博物館(津市)は12日、国内では初めて、世界でも2匹目の発見となる珍しいハチが同館の敷地で見つかったと発表した。
三重県総合博物館(津市)は12日、国内では初めて、世界でも2匹目の発見となる珍しいハチが同館の敷地で見つかったと発表した。
同館によると、見つかったのは、ヨーロッパから日本の温帯地域に分布するホソクビカマバチと呼ばれるハチの一種の「ネオドリヌス・イソネウルス」。体長5ミリで、肉眼では蚊とほぼ同じような大きさに見える。赤茶色っぽい脚や、前脚が鎌のような形になっているのが特徴。農業害虫のウンカやヨコバイに寄生し、人に危害を与える心配はないという。
ネオドリヌス・イソネウルス
(九州大学農学部昆虫学教室・三田敏治助教提供)
1997年に中国・雲南省で新種として発見されたが、詳しい生態は不明で、その後、発見例はなかった。国内では未記録で、日本名もまだない。
ニュース元
京都新聞
長崎県壱岐市でツマアカスズメバチが見つかる!
作成日:2017年11月02日(木)
2017年9月28日
県は27日、特定外来生物である「ツマアカスズメバチ」が25日に壱岐市で2匹確認されたと明らかにした。対馬市以外の県内で見つかったのは初めて。
県は27日、特定外来生物である「ツマアカスズメバチ」が25日に壱岐市で2匹確認されたと明らかにした。対馬市以外の県内で見つかったのは初めて。
県環境部によると、壱岐市芦辺町箱崎諸津触のミツバチ巣箱付近で24日、養蜂農家が飛んでいた個体を捕獲。同市農林課へ連絡し、環境省へ画像を送りツマアカスズメバチと判明した。
繁殖力が強く、ミツバチなど昆虫を捕食するため生態系や養蜂業に影響を及ぼすことが懸念される。人が刺された場合、人体への被害は在来種と大差ないという。韓国やヨーロッパで幅広く定着しており、日本では2012年に対馬市で初めて確認された。その後、北九州市、宮崎県日南市で確認されたが、現在定着しているのは対馬市だけ。わなを仕掛けるなどして駆除対策をしている。
壱岐市では26日に県壱岐振興局と同市の職員が捕獲場所周辺を調査したが、他の個体は見つからなかった。
ニュース元
長崎新聞
ハチ刺傷による死亡者数(2016年度)
作成日:2017年09月23日(土)
ハチに刺されたことで命を落とした人の数は、厚生労働省の人口動態調査(毎年9月に前年分の集計結果が公表)で知ることができます。
そのほとんどがスズメバチによるものですが、ミツバチやアシナガバチによるものも含まれています。
そのほとんどがスズメバチによるものですが、ミツバチやアシナガバチによるものも含まれています。
先日、2017年9月15日に、2016年の統計結果が発表されました。
ハチ刺傷による死亡者数は19人で、男女の内訳は男性が16人、女性が3人でした。
死亡者の年齢は、全員が50歳以上だということです。
2016年度も、死亡者数、男女比、年齢層ともに、過去10年間の傾向と大きく変わらない結果でした。
ハチ刺傷による死亡者数は19人で、男女の内訳は男性が16人、女性が3人でした。
死亡者の年齢は、全員が50歳以上だということです。
2016年度も、死亡者数、男女比、年齢層ともに、過去10年間の傾向と大きく変わらない結果でした。
2015年までの統計結果はこちら
【駆除業者選びの失敗例】文化財の神社が焼失 ハチの巣駆除で火を使用か
作成日:2017年09月10日(日)
2017年9月6日
長野県千曲市で6日夜、長野県の最も重要な文化財の一つに指定されている神社の建物など4棟が焼けました。ハチの巣を取るために火を使った可能性があるということです。
午後7時前、千曲市の「武水別神社神官松田邸」付近から火が出ました。火は約3時間半後に消し止められましたが、江戸時代に建築され、長野県の最も重要な文化財である「県宝」に指定されている「主屋」と「斎館」など4棟が焼けました。この火事で、60代の男性が煙を吸って病院に搬送されました。松田邸は歴史的価値が評価されて整備が行われていて、来年度には一般公開される予定でした。
神社関係者によりますと、ハチの巣を取るために火を使った可能性があるということで、警察と消防で詳しい出火原因を調べています。
記事元
テレ朝news
水際で食い止められるのか?ヒアリとアカカミアリ
作成日:2017年06月29日(木)
昨日、強毒の「ヒアリ」が神戸港のコンテナヤードから見つかったとの発表があり、続いてその近くで別の毒アリ「アカカミアリ」も見つかったと発表されました。
このことを受け、環境省や神戸市などが水際で食い止めようと対策に追われ、国交省は全国の自治体に、主要港湾内を調査するよう求めました。
上陸をゆるしたとなれば、日本にとって大きな打撃になりますので、今後の発表が注目されます。
このことを受け、環境省や神戸市などが水際で食い止めようと対策に追われ、国交省は全国の自治体に、主要港湾内を調査するよう求めました。
上陸をゆるしたとなれば、日本にとって大きな打撃になりますので、今後の発表が注目されます。
ヒアリ(左)とアカカミアリ(右) 環境省提供
ヒアリとは?
南米原産の体長が2.5mm~6mmの小型のアリで、赤褐色の体色をした、環境省指定の「特定外来生物」です。
スズメバチと同じくらい強力な毒を持ち、腹部にある針で刺されると火傷のような激しい痛みが生じます。
ミツバチと違って刺すと針が取れることがないため、スズメバチのように連続して複数回相手を刺すことが出来ます。
獰猛さはキイロスズメバチのようで、相手を問わず集団で襲いかかり、ネズミや爬虫類などの小さな生き物なら、集団で食い殺してしまいます。
南米原産の体長が2.5mm~6mmの小型のアリで、赤褐色の体色をした、環境省指定の「特定外来生物」です。
スズメバチと同じくらい強力な毒を持ち、腹部にある針で刺されると火傷のような激しい痛みが生じます。
ミツバチと違って刺すと針が取れることがないため、スズメバチのように連続して複数回相手を刺すことが出来ます。
獰猛さはキイロスズメバチのようで、相手を問わず集団で襲いかかり、ネズミや爬虫類などの小さな生き物なら、集団で食い殺してしまいます。
アレルギー反応によって死に至ることも!
ヒアリの毒への反応は、刺された人の体質や体調によって大きく異なり、重度の場合にはアナフィラキシーショックを起こし、生命の危険を伴います。
ヒアリの毒には、ハチの毒と共通の成分が含まれているため、過去にハチに刺されてアレルギー反応をおこしたことがあるなど、ハチ毒アレルギーを持つ人は特に注意が必要です。
アメリカにおいては、ヒアリの被害が年間8万人以上に上ると報告されており、うち100人以上がアレルギー反応によって亡くなっています。
日本において、スズメバチの被害による死者数が、年平均20人ほどを推移していますので、今後ヒアリが拡散するとなれば、いずれはスズメバチを超える被害が出るおそれがあります。
ヒアリの毒への反応は、刺された人の体質や体調によって大きく異なり、重度の場合にはアナフィラキシーショックを起こし、生命の危険を伴います。
ヒアリの毒には、ハチの毒と共通の成分が含まれているため、過去にハチに刺されてアレルギー反応をおこしたことがあるなど、ハチ毒アレルギーを持つ人は特に注意が必要です。
アメリカにおいては、ヒアリの被害が年間8万人以上に上ると報告されており、うち100人以上がアレルギー反応によって亡くなっています。
日本において、スズメバチの被害による死者数が、年平均20人ほどを推移していますので、今後ヒアリが拡散するとなれば、いずれはスズメバチを超える被害が出るおそれがあります。
アカカミアリとは?
アカカミアリもヒアリと同様、「特定外来生物」に指定されている毒アリです。
アカカミアリは、すでに沖縄県などに定着していることが確認されているほか、本州の各港でも貨物の中などで発見された例があります。
毒は激しい痛みや水疱、アレルギー反応などを引き起こしますが、ヒアリの毒よりは弱いため、今までに国内における死亡例はないそうです。
ヒアリに似て体長が3mm~5mmと小型のアリで、体色も似ているため、肉眼ではヒアリとの区別は困難だといわれています。
アカカミアリもヒアリと同様、「特定外来生物」に指定されている毒アリです。
アカカミアリは、すでに沖縄県などに定着していることが確認されているほか、本州の各港でも貨物の中などで発見された例があります。
毒は激しい痛みや水疱、アレルギー反応などを引き起こしますが、ヒアリの毒よりは弱いため、今までに国内における死亡例はないそうです。
ヒアリに似て体長が3mm~5mmと小型のアリで、体色も似ているため、肉眼ではヒアリとの区別は困難だといわれています。