アシナガバチ
アシナガバチの特徴
アシナガバチはスズメバチ科に属していて、その生態はスズメバチに似ており肉食です。
性格はスズメバチほど凶暴ではありませんが、巣に近付き過ぎると襲ってきます。
アシナガバチの毒は、スズメバチほど強くはありませんが、アナフィラキシーショックにより最悪の場合は死亡することもありますので、過去に刺された経験がある方は特に注意が必要です。
主に黄色と黒の縞模様をしています。
体長は大きい種類で25mm程度、小さい種類では10mm程度です。
アシナガバチの種類
アシナガバチの主な種類には、体長の大きなものから順にセグロアシナガバチ、キアシナガバチ、フタモンアシナガバチ、コアシナガバチ、キボシアシナガバチといったものがあります。
特に特徴的なのがキボシアシナガバチで、幼虫の作る繭が黄緑色をしており、ハチの巣全体が綺麗な蛍光の黄色がかって見えます。
アシナガバチの巣の特徴
アシナガバチの巣には外皮がなく、六角形の育房室という巣穴が露出しています。
育房室はきれいに並び、その中はまる見えで、のぞくとハチの子の状況もよくわかります。
巣は、植物の繊維質で作られ丈夫で軽く,巣盤は一段しかありません。
巣の大きさは最大で15㎝程度までで、それ以上大きくなりません。
アシナガバチの成虫は隠れ場所がないので、巣の表面にいつも群がっています。