ハチネタブログ
刺すのは一度だけ?
ミツバチの毒針には返しがあるため、一度刺すと針を抜くことができず、毒の入った袋や内臓の一部ごとちぎれてしまいます。
刺したミツバチはしばらくすると死んでしまいますので、刺すのは一度だけです。
しかしやっかいなのはその後で、刺さった針には毒袋(毒のう)と、ちぎれた筋肉も残っているため、毒を体内に送り続けるといった特徴があるほか、刺す際に警戒フェロモンと呼ばれる物質を発することにより、これを感じ取った他の個体が次々と攻撃するしくみになっているのです。
アシナガバチのなかまやスズメバチのなかまの毒針には返しがないため、何度も刺すことができるので、獲物をとらえるのにも針や毒を使用します。
ハチの駆除に必要なものは?
ハチの駆除には何があればいいと思いますか?
度胸?装備?知識?
ハチの駆除の特徴は、シロアリやチャドクガなどの害虫駆除と異なり、命の危険がともなう戦いになることです。
スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチ、どの種類のハチでも駆除しようとする者を敵と判断し、特に巣に近付く者にはそれこそ命がけで、集団で攻撃してきます。
この点から考えると、ハチと戦える程度の度胸はないと始まりません。
しかし、度胸だけで戦いに挑めば命とりであり、無謀な行為となってしまいます。
必要な装備は、防護服など全身を護る物のほか、ハチの駆除や巣を取り除くための道具、場合によってはハチの巣に近付くための道具(はしご、足場板、電動工具など)も必要になってきます。
度胸と装備があればなんとかなる!
と、言いたいところですが、それだけではまだ充分ではありません。
駆除の上手いやり方を知らなければ、必要以上にハチを興奮させ、周囲も危険にさらしてしまいますし、ハチの生態を理解していなければ、駆除したつもりでもすぐまた巣が作られてしまいます。
また、建築の知識がなければ、建物を余計に傷付けてしまうこともあります。
度胸と装備と知識があればなんとかなる!
と、今度こそ言いたいところでしたが、実はもう1つあるんです。それは体力です!
ハチの駆除は夏場に行うことがほとんどで、暑いなかで防護服に身を包み作業をしますので、毎回シャツが絞れるくらい汗をかきます。
特に過酷なのは屋根裏での作業で、真夏には屋根裏の気温が40℃を軽く超えるため、熱中症になる危険と戦いながらの作業になります。
ハチの駆除は、ハチとの戦いより熱中症との戦いである!と言っても過言ではありません。
蜂の巣駆除 対応エリア 隣接する地域について
対応エリア外であっても隣接する地域におきましては、依頼状況によって対応可能な場合もございます。
ぜひ一度ご相談ください。
【隣接地域例】
福井県
・敦賀市 ・美浜町(三方郡) ・若狭町(三方上中郡) ・おおい町(大飯郡) ・高浜町(大飯郡) など
京都府
・亀岡市 ・笠置町(相楽郡) ・精華町(相楽郡) ・南山城村(相楽郡) ・木津川市 ・南丹市 ・福知山市 ・舞鶴市 など
三重県
・いなべ市 ・津市 ・名張市 など
奈良県
・奈良市 など
ミツバチの塊 を発見!
滋賀県東近江市にてスズメバチの駆除をしたときのことです。 木のそばでは、おばあちゃんがミツバチに気付いていない様子で、庭の手入れをされていました。 話を聞いてみると、近所に趣味でミツバチを飼われているお宅があるとのことでした。 これは分封の途中だと思われましたので、しばらくそっとしておけば特に危険はないとお伝えすると、安心された様子でした。 皆様も同じような状態を発見した場合は、しばらく様子をみるかご相談下さいませ! ※分封についての詳しい説明はこちらをご覧ください。 |