ハチネタブログ
分封中のミツバチ駆除に賛否 東京都新宿区
作成日:2016年06月29日(水)
5月11日午前11時過ぎ、東京新宿区のJR高田馬場駅付近の銀行が入るビルで分封(分蜂)中と思われるミツバチが大量発生し、外壁の一部をミツバチが覆い、現場の高田馬場付近は一時騒然となりました。
通報を受けて警察官や消防隊員が駆け付け、スプレーなどを使って約2時間後に駆除を終えたという。
ミツバチは1000匹ほどいたということだが、けが人はおらず、近くにある銀行の支店の営業も通常通りに行ったということです。
ネットなどでニュースを見た人からは「分封中のミツバチを駆除するとは酷い」といった声がSNS上に相次いで投稿されています。
一方で、ミツバチが発見されたのが都心だっただけに「仕方ない部分もあるのでは」という意見も出ています。
※NNNニュースより
分封中のミツバチの駆除ということですので、賛否あるのは仕方のないことかもしれません。
刺激をしなければ刺してくることはありませんし、1日2日でいなくなっていたことでしょう。
しかし、多くの人が行き来する都会の公共の場においては、何がおこるかわかりませんし、おとなしいミツバチといえども、重度のハチ毒アレルギーをもっている方にとっては恐ろしい存在です。
なにより通行人が刺されるようなことがあれば、ビルの管理人が管理責任を問われますので、最悪の事態を想定して、駆除を選択されたのだと思います。
とはいえ、やはり余計な殺生は避けたいところです。
通行人の安全を確保しつつ、ミツバチの群れを見守る方法がなかったものかと残念に思います。