ハチネタブログ
ハチに刺されるとどうなる?
作成日:2016年05月25日(水)
刺された痛みや腫れの程度は、ハチの種類によって差がありますので、ここでは、ハチのなかでも強い症状が出るスズメバチを例に説明します。
スズメバチに刺されると、瞬間的に鋭い痛みを感じます。
カッターで切ったような痛みだとか、焼けた釘を肌に付けたような痛みだとか、人によって痛みの表現は様々ですが、私の経験では、焼けた針を突き刺されたような痛みを感じました。
その後、刺された個所を中心に徐々に痛みが広がり、熱を持ちながら腫れが広がっていきます。
刺された痛みは数時間でなくなりますが、腫れは翌日や翌々日くらいにピークになります。
それ以上腫れることができないくらい、関節は曲げられなくなるくらい腫れ上がり、膨満感による痛みに変わります。
顔を刺された場合は、顔全体が腫れ上がり、別人のようになります。
頭を刺された場合は、腫れるゆとりがあまりないため、頭全体が強く締め付けられるような痛みを感じ、顔や首へ腫れが広がっていきます。
症状は、痛みや腫れだけではありません。
刺されて数日後の腫れが引くころ、その周辺に強いかゆみを感じるようになります。
ハチに刺されると、局所的な症状だけでなく、全身的な症状があらわれることがあります。
これは、ハチ毒に対する抗体が過敏に作用してしまう、いわゆるアレルギー反応によるものです。