ハチネタブログ
蜂の巣対策の重要ポイント ―ガラリ―
作成日:2017年06月11日(日)
ガラリとは、屋内と屋外の通風、屋根裏や天井裏、床下の通風、あるいは屋内の部屋間の通風を行いたい場所に、外部に対して目隠しをしながら換気ができるように取り付ける部品のことで、「ルーバー」とも呼びます。
外壁用や軒天用または床下用など、取り付ける場所によっていろいろなタイプのものがあります。
建物の周囲を見回してみると、以下のようなものが見つかると思います。
これがガラリと呼ばれるもので、温度に応じて通気口を自動開閉するもの、手動式のシャッターが付いたものなど各種あります。
材質も風雨の当たる場所に最適なステンレス製や、樹脂製などさまざまなタイプがあり、各メーカーが多数の商品を出しています。
温度や湿度を調整することによりカビの発生を防止し、建物を健康に長持ちさせるために欠かせない部品です。
このガラリには防虫網がセットになっているものと、そうでないものとがあります。
防虫網がない場合、もしくはあっても古いもので風化・腐食により穴が開いてしまっている場合には、ハチが自由に出入りできてしまいます。
鳥、コウモリ、イタチやネズミ、ヘビなどは出入りできないが、ハチは出入りできるといった状況であれば、ハチたちにとっては絶好の営巣場所となり、高い確率で巣を作ってしまいます。
ぜひ一度、ガラリ(通気口)に網が付いているか、穴が開いていないかを確認してみてください。
もし防虫網がなかったり、網に不具合がみられたりするのであれば、ハチに巣を作られてしまう前に網を張っておきましょう。