ハチネタブログ
スズメバチの初期巣 逆さとっくり
作成日:2016年06月01日(水)
越冬から覚めたスズメバチの女王バチには、働きバチがまだいません。
コロニーの成長に不可欠な働きバチたちですが、女王バチがその最初の働きバチを誕生させるために作るのが、画像のように徳利(とっくり)を逆さにした形状の巣です。
今後の巣の繁栄にとって非常に重要な時期であると同時に、女王バチが自ら幼虫の食糧を調達してこなければならない時期でもあり、巣を空けることが多いために、外敵が侵入しにくい形になっています。
無事に数匹の働きバチが育ったら、大きな巣が作れる場所に引っ越すこともあります。