科名:ヤマモモ科
特徴:山に生え、
モモのような果実をつけることからヤマモモと名づけられましたが、モモはバラ科であり、ヤマモモとモモは全くの別植物です。
緑化を目的とする植樹に用いられ、公園や街路、お庭などによく植えられています。
4月に、小さく目立たない花を咲かせます。
雌雄異株のため、実を付けるには雌雄両方の株が必要になりますが、都市部では街路樹として植栽されている雄株が随所にあるため、雌株の結実性は比較的高いようです。
6月ごろに黒赤色でほぼ球形の果実を付け、その表面にはつやのある粒状突起を密生させています。
果実は生食のほか煮物、ジャム、砂糖漬け、またはリキュール等に加工されるなど、さまざまな利用がされていますが、日もちが悪いため生食用としてはあまり市場には流通していません。
開花期や結実期は
ミツバチを中心とした
蜂たちを呼び寄せてしまいます。
また、まだ背丈が低い木には
アシナガバチ、高く生長していれば
スズメバチが
巣を作ってしまうおそれもあります。
蜂遭遇率:やや高い
蜂の種類:ミツバチ アシナガバチ スズメバチ
蜂の巣駆除依頼数:普通