ハチ被害ニュース
登山客8人スズメバチに刺される、福井県福井市の一乗城山山頂付近 1人ヘリで搬送も命に別条なし
2023年9月11日
福井県福井市城戸ノ内町の一乗城山(473メートル)の山頂付近で9月11日午後、登山客8人がスズメバチに刺される被害があり、市は12日、4カ所の登山口に注意を呼びかける張り紙を掲示した。
市によると11日午後2時ごろ、長野県から訪れていた男女21人のグループのうち、8人が登山中にハチに刺されたと119番があった。現場は一乗谷城跡の礎石が並ぶ「千畳敷」と呼ばれる遺構付近。60代男性がアナフィラキシー(重いアレルギー反応)のため県防災ヘリで搬送された。ほかの7人は自力で下山した。いずれも命に別条はなく快方に向かっているという。
登山口の張り紙のほか、関係機関のホームページや交流サイト(SNS)などで注意を促している。市の担当者は「ハチの活動が活発になるシーズン。登山やキャンプの際には十分に注意してほしい」と話している。
ニュース元
福井新聞ONLINE 2023年9月12日 13時31分
除草作業中に50代男性がハチに刺され死亡
2023年6月17日
埼玉県幸手市の河川敷で除草をしていた作業員の男性がハチに刺され、その後、死亡しました。
埼玉県によりますと、16日午前11時半ごろ、幸手市の中川の河川敷で作業員の50代男性が除草をしていたところ、スズメバチとみられるハチに刺されました。
埼玉県の杉戸県土整備事務所は「再発防止に向けて安全管理を徹底したい」としています。
ニュース元
テレ朝 NEWS 2023年6月17日 16時23分
競技場近くでスズメバチに14人刺される
4日朝、千歳市の陸上競技場の近くで14人がスズメバチとみられる蜂に刺されました。消防によりますと、いずれも症状は軽いということですが、このうち3人が病院で手当てを受けました。
4日午前7時ごろ、千歳市の「青葉陸上競技場」の外周通路で5歳から70代までの男女14人がスズメバチとみられる蜂に相次いで刺されました。
消防によりますと、いずれも症状は軽いということですが、このうち中学生1人を含む女性3人は血圧が下がっていたことから念のため病院で手当てを受けました。
当時、競技場では中高生が参加する陸上競技大会が始まる直前で、主催者によりますと、蜂に刺されたのは開門を待っていた観客や選手の一部とみられるということです。
その後、現場の近くで蜂の巣が見つかり、市から委託を受けた業者が巣を取り除くなど駆除にあたりました。
大会の主催者は、蜂の巣があった場所の周辺で立ち入りを規制したほか、出場選手の集合場所を変更するなどの対策をとった上で、予定どおり午前9時に競技を始めたということです。
除草作業中にハチに刺された作業員が死亡
今月19日、那珂川町を流れる那珂川の河川敷で国の委託業者の男性が除草作業中にハチに刺され、5日後に死亡しました。
国道交通省常陸河川国道事務所によりますと、今月19日の昼前、那珂川町北向田の那珂川の河川敷で堤防の除草作業をしていた60代の男性がハチに刺されました。
消防によりますと、男性は病院に運ばれましたが、搬送時、意識がなかったということです。
男性は常陸河川国道事務所が発注した工事を請け負った会社の作業員で、国道事務所によりますと、5日後の24日朝になって死亡したということです。
常陸河川国道事務所は男性の死因について確認中だとしたうえで、「このような事案が起きたことは非常に残念で、当時の状況を確認して原因究明に努めるとともに再発防止を図る」としています。
墓地で草刈りの男性ハチに刺され死亡
福島県の郡山、田村、小野の3市町で7日から8日にかけて男性が草刈り中などにハチに刺されて救急搬送される事案が6件相次いだ。郡山地方広域消防本部によると、このうち、7日に搬送された田村市常葉町の60代男性がアナフィラキシーショックと呼ばれるアレルギー反応を起こし、死亡した。
同消防本部によると、亡くなった60代男性は同市常葉町の墓地で草刈りをしていた。男性から「ハチに刺された」と連絡を受けた家族が墓地に行ったところ、意識を失い倒れている男性を見つけ、119番通報した。男性は心肺停止状態で郡山市の病院に搬送され、その後死亡が確認されたという。
7日はこの他、ハチに刺されて田村市船引町の60代男性が重症、郡山市の50代男性が中等症、郡山市の60代男性と小野町の50代男性が軽症だった。8日は田村市都路町の70代男性が搬送され、中等症だった。
郡山地方広域消防本部によると、8月は気温の上昇や墓地周辺の除草などでハチに刺される救急出動が目立つ傾向にある。ハチに遭遇した際は刺激せずにゆっくりとその場を離れ、刺された後にしびれや血圧低下などの症状が出た場合はすぐに救急車を呼ぶなどの対応を呼びかけている。