蜂の巣を作らせない方法!!
蜂が寄りにくい植栽にする
蜂が植物に寄ってくるのには大きく次の4つの理由があります。
※その植物に巣が作られていない場合
①自身の食事のために樹液、蜜、水分を求めて
②幼虫たちの食事のために他の生物を狩るため
③巣の材料となる木の皮、または葉の繊維を求めて
④営巣に適した場所を見付けるため
蜂たちは自身の巣を守るために攻撃をしますので、近くに巣がないのであれば、執拗に追い払おうとしない限り刺してくることはありません。
①②③の理由でやってきているのであれば、ほっておいても特に危険はありませんが、④の理由の場合は注意が必要です。
営巣場所として適していると判断されると、そのままにしておくと巣を作られてしまうおそれがあります。
蜂が植物に巣を作る場合、外敵が寄らない種類で、巣が雨風から守られ外敵に見付からないような、葉が密に茂っている状態のものを選びます。
営巣場所に選ばれないようにするためには、剪定などの手入れが必要になります。
特に毎年、冬眠から目覚めた女王バチたちが営巣活動を始める、4月頃から7月頃までの期間に茂った状態にならないようにしておくことが重要です。
同じ期間に、農薬の散布やハチ捕獲器を仕掛けるのとを合わせると、さらに万全な予防になります。
また、そもそもその植物が蜂を呼び寄せやすいものかどうかを知っておくことが大切ですし、新たに植える場合も充分な検討をおすすめします。
当サイト内の『蜂が好む植物集』をぜひ参考にしてみてください。