ハチ被害ニュース
宿泊学習の児童ら11人 ハチに刺される 京都市
2024年9月11日
11日午後、京都市左京区にある市の野外活動施設で、登山をしていた小学生と教員あわせて11人がハチに刺され、病院に搬送されました。
消防によりますと、いずれも症状は軽いということです。
11日午後1時すぎ、京都市左京区花脊別所町にある市の野外活動施設「花背山の家」で「児童10人と教員1人がハチに刺された」と消防に通報がありました。
消防や施設などによりますと、ハチに刺されたのは市立伏見南浜小(伏見区)の5年生10人と引率の男性教諭1人のあわせて11人で、病院に搬送されましたがいずれも症状は軽いということです。
同校によると、5年生約70人と引率教諭ら約10人が10日から2泊3日の宿泊学習のため施設に訪れていて、11日は列になって登山をしていたところ、ハチの群れに刺されたということです。
京都市教育委員会によりますと、同じような宿泊学習は別の学校も行う予定があるということですが、登山については実施するかどうか対応を検討することにしています。
ニュース元
NHK NEWS WEB (京都 NEWS WEB) 2024年 09月11日 17時07分
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読売新聞オンライン 2024年09月12日 09時00分
➡この時期、スポーツイベントを中心に様々なイベントが各地で開催されますが、この時期は、スズメバチが最も狂暴化する時期でもあります。スズメバチの巣が最大化するのと同時に、次年期の女王バチたちが誕生するため、働きバチたちには彼女たちを守ることが最大の使命になります。非常に神経質になりますので、普段よりも警戒レベルが上がり、警戒範囲も広がります。そんな時期と多くのイベントが重なるため、毎年多数のスズメバチ刺傷被害が発生してしまっています。
イベントなどで集団刺傷を引き起こすのは、ほとんどがオオスズメバチかキイロスズメバチによるものです。これらはコース脇の地中や茂みの中、橋の下などに巣を作るため、イベントの運営サイドでは事前の安全確認や点検をされていても、発見が困難なものです。万全を期すには本番と同様の音量や振動を発生させる必要がありますが、とても現実的ではありません。
近年の温暖化による熱中症のリスク増大により、運動会などの屋外でのスポーツ行事を春に開催するように変更される傾向がみられますが、これはハチ刺傷のリスク軽減にもなると考えられます。スポーツの日という祝日もありますが、いつかスポーツの秋といわれることがなくなるかもしれませんね。
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