2019年9月3日
札幌市によりますと、3日午前10時ごろ、西区西野2条9丁目を流れる「中の川」で、自然学習に参加していた近くの西園小学校の4年生あわせて11人が、相次いでハチに刺されました。
このうち1人は保護者の希望によって救急車で病院に搬送され、ほかの10人は保護者が迎えに来るなどしたということです。
札幌市によりますと、11人にはハチに刺されたことによる急激なアレルギー症状は出ず、いずれも軽症だということですが、1人は痛みが残っているため4日は学校を休んだということです。
当時は子どもたちがハチに気付いて声を上げるなどしたところ、相次いで刺されたということで、札幌市はハチの種類などを調べています。
自然学習を企画した西区役所の地域振興課は、「ハチに遭遇した際の対応策について指導が足りなかった。今回の教訓を生かし安全を確保して自然学習を続けたい」とコメントしています。
ニュース元
NHK北海道 NEWS WEB