ハチ被害ニュース
ハチに50分間150か所を刺され車いすの女性死亡
2017年10月6日
先月、愛媛県大洲市で、デイケアサービスから帰宅中の車いすの女性が約50分間にわたり150か所をスズメバチに刺され、死亡していたことが分かった。
福祉施設や消防によると、先月11日の午後4時ごろ、愛媛県大洲市内の福祉施設でデイケアサービスを終えた菊地チヱ子さん(87)が、山あいの自宅近くで送迎車を降りて電動車いすで移動中、スズメバチに襲われた。
福祉施設から通報を受けた救急隊が現場に駆けつけたが、大量のスズメバチが周囲にいたため近づけず、菊地さんは約50分間にわたり全身約150か所を刺された。
菊地さんは病院で治療を受けていたが翌日死亡し、付き添いの男性職員ら2人もスズメバチに刺されてけがをした。
巣は帰宅途中にある空き家の軒下にあり、福祉施設によると、無数のスズメバチに囲まれ、菊地さんを連れて逃げることができなかったという。
ニュース元
日テレNEWS24