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ハチ被害ニュース

22人スズメバチに刺され高校駅伝中止 主催者「巣撤去できぬ」

2023年9月23日

大分県九重町は、24日に予定していた「第28回九重町長杯九州選抜高校駅伝競走大会」について、選手がスズメバチに刺され、巣の撤去もできないとして中止した。台風や新型コロナの影響で中止になったことがあるが、ハチが原因となったのは初めてという。

町教育委員会によると、大会は町内の田園地帯を周回する7区間、42・195キロで競う男子のレース。九州各県と実行委員会が参加を認めた徳島県から計18校が参加を予定していた。

23日の日中にコースで試走と練習をしていた福岡、佐賀、宮崎、鹿児島県の高校生22人がスズメバチに刺されたという。少なくとも宮崎、鹿児島県の3人が病院で治療を受けたが、重症者はいないという。

被害の報告を受けた町の職員が調べた結果、コース近くの林の中にスズメバチの巣を確認。木の幹の割れ目に巣をつくっており、完全には撤去できないと判断、中止を決めた。大会は1996年に始まり、これまでに台風で1回、コロナで2回中止になったことがあった。

町教委の担当者は「下見はしているが、ハチの巣までは気がつかなかった。大会を楽しみにしている高校生も多く、非常に申し訳なく思う」と話した。中止の発表が大会前日の23日午後8時になり、知らずに観戦に訪れた人もいたという。(倉富竜太)

 

ニュース元
朝日新聞デジタル 2023年9月25日 15時55分

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