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ハチネタブログ

アナフィラキシーショック

作成日:2016年05月25日(水)

ハチの毒は、多くの成分が含まれた大変複雑な蛋白毒で、それらの成分の共同の作用によって、多岐にわたる症状を引きおこします。

抗体が過敏に作用してしまうことによるアレルギー反応を、アナフィラキシーショックといいます。

 

アナフィラキシーショックは、痛みや腫れ、かゆみなどの局所的な症状とは異なり、次のような全身的な症状があらわれます。
・軽度の症状  くしゃみ、鼻水、涙やじんま疹が出るなど。
・中度の症状  吐き気、悪寒や発熱、全身脱力など。
・重度の症状  幻視や失神、血圧低下や気道閉鎖による呼吸困難、心機能の低下など。

くしゃみや鼻水が出るなどの症状は、誰にでもあらわれるようなものですので、あわてる必要はありませんが、重度の症状があらわれると命の危険が迫っていますので、すぐに救急車の要請をして下さい。
これらの症状は、刺された直後からあらわれ、死に至るケースのほとんどが5分~1時間以内に起こるといわれています。

 

このアナフィラキシーショックについて、間違った理解をしてしまっている方がよくおられます。

「ハチに2度刺されると死ぬことがある」というより「アレルギー反応が初めて出るのは、2度目が1番多いと覚えて貰ったほうが誤解がないかと思います。

2度目に何も症状が出なかったからといって、何度刺されても大丈夫なわけではありませんし、実は1度目であっても症状があらわれることもあります。

アレルギー反応の有無やその症状の度合いは、体質だけでなく、刺された場所や数、その時の体調によって変わるということです。
ただし、過去に重度の症状が出たことがある場合は、再び同程度以上の症状が出る危険性が高いため、刺されたら迷わずに救急車の要請をすることをおすすめします。

 

 
 
 
 

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